磨製石器の作り方とは、打製石器と磨製石器の違いを解説

参考画像 磨製石器の参考画像
磨製石器の解説 打製石器は石材を他の石材や獣骨などで壊したり削ったりして作っていましたが、
時代が進み、新たに作られた磨製石器はさらに他の石材で擦ることにより磨いて
凹凸を極力なくした石器になります。

参考画像を見てもらえばわかるようにデゴボコが残っている打製石器とは違い、
見た目がなめらかになっているのがわかると思います。
このように磨きを入れることでナイフなどとして使う際には鋭利さが増し、
皿のような使い方をする際にも使いやすさが良くなりました。

また、参考画像のものは全体を磨いて作られていますが、部分的に磨きを入れて
いるものもあります。

磨製石器が使われ始めたのは「縄文時代」になりますが、縄文時代でもまだ
打製石器は使われていました。

磨製石器は石斧や石鎌、石皿や石うすなど様々な使われ方をしていました。

また、石斧のような道具では用途にも違いがあったと考えられ、鋭利さのない
打製石器は主に土を掘るのに使われ、鋭利な磨製石器は伐採に使われていた
と考えられます。
このような用途の違いがあるため、磨製石器が作られてからも打製石器は
使われ続けたのでしょう。
磨製石器の作り方(石斧) ・扁平なかんらん岩、結晶片岩の周辺部をハンマーストーンで
打ち欠いて,おおまかな形に整えます。

・研ぎ石を水で濡らして、石器の刃部になる部分を
研ぎ石の平らな部分にあてます。
このときかんらん岩、結晶片岩と研ぎ石のなす角度が約30
度になるようにします。
・原石を研ぎ石の上で前後に動かし、かんらん岩、結晶片岩を
削っていきます。
・ある程度、刃の面ができたら裏返して反対の刃の面を
削って完成です。
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